omochabako

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きっと最初で最後の逆転現象の話。

今月、気力の低下がやたら激しいので

今月一度もブログ書いていない気がしてましたが、

7日に書いてたんですね。

 

そんなことも忘れるほどには

この1年結構物忘れが多いあすやです。

 

先月23歳になったばかりの

若者のはずなんですけどね……?

「物事を憶える」ってことが

何故か上手くできないこの頃です。

 

なんかヤバい気もしているんですけど、

今回の話はそこじゃないんでこの話はぶっ飛ばします。

 

 

 

 

上記にある通り、現在23歳なんですが。

 

人生の半分以上は死にたいだの消えたいだの

結構な頻度と濃度で思っていた僕が、

ここのところ初めての感情に鉢当たりしています。

 

かつての自分は想像すらしなかっただろうね、

まさかこの僕が

「自分を好きになりたい」と思う日が来るとは。

 

もう少し正確に言うなら

「自分が好きな自分で在りたい」。

 

 

 

 

ちょっと、そもそもの前提の話を少しだけ。

 

10代の頃は20歳になる前に死にたかったし、

20歳超えたら今度は、30歳になるまでには

誰からも忘れられた上で

そのままこの世から消滅したかった、です。

 

人を信じることはできないわ、

なんなら人を感情的に愛することもできないわ(アセクシャル)、

(ここ、正確にはアロマンティックなんだろうけど)

終いにはXジェンダーだと判明して

一気に自分のアイデンティティ崩壊するわ、

 

どうやったって他人を悪い方向にしか巻き込めない自分が、

この先も生きていて何かいいことあるのか?

 

と本気で思う程度には

自分自身のことが嫌いでした。

 

 

 

だけど、去年の6月とかその辺だっただろうか。

 

ある日急に、

本当に何の前触れもなく、急に。

 

「確かに僕の性格が悪すぎるのは事実だけど、

自分だけでも自分のこと認めてあげなきゃ

一体誰が認めるんだ?」

と思って。

 

 

確かに僕以外に、

僕のことを認めてくれる人が

そこそこいたことは分かっていたけど、

結局自分が自分を肯定しない限り

その言葉は一度も真実にならない。

 

これじゃあその人たちもこれまでの自分も

誰一人何一つとして報われないなと思った。

 

これが一時の超絶スーパー無敵モードで、

後々酷い反動にならないか心配してたんですが、

その後、特に反動が来ることもなく、

前向きに「生きてやるか」と思い続けています。

 

強いて言えば、この前本当に久々に

「うわぁ死にてぇ!」となったくらいかな。

 

以上、前提の話、終わり。

 

 

 

その時から

「自分が納得するまでは死なない」をモットーに

ここまで生き続けてきたわけですが、

 

ここ最近、強く思っているのが

「自分が好きな自分で在りたい」なんです。

 

 

 

社会に出たら色んな人がいました。

 

自分にとっては常識だったことが

常識じゃなかったこと、

逆に全く知らなかったことが常識だったこと。

1年弱で色んなことを見て聞いて感じてきました。

 

バイトもしていたけど、

比にならないほど色んなことで溢れていました。

 

 

 

その結果、分かったことは

「『標準になろう』が間違い」だったということ。

 

 

 

僕が就活をして会社員になろうと思ったのは、

「普通の人」に少しでも近づこうと思ったからでした。

 

自他ともに認める「変な人」だし、

なんなら世間知らずであることも分かっているから、

社会勉強はしておいた方がいいんだろうなと。

 

趣味を仕事にするのは、

それでその趣味が嫌いになるのが嫌だから

選択肢からは切り離していました。

 

 

 

だけどこの1年弱働いて分かったことは、

 

「『標準』になろうとして自分が息できないと意味がない」

 

でした。

 

 

 

どうやら新人の割には

結構な量の仕事をさせられていたらしく(無自覚)、

暇じゃないというのはありがたいことなんですが、

 

元々「時間>お金」タイプで、

そもそもお金を稼ぐということにあまり興味がない上、

「創る」が生き甲斐の人間なので、

仕事で疲れ果てて創作の時間がまともに取れないことが

(目の奥や頭が痛いのが常です)

結構ストレスなんだな、ということが

ここ最近割と分かってきました。

 

 

 

気力があれば

週末にお菓子を作ったり小説を書いたり、

そんなことをしていたら、自覚しました。

 

僕、ものづくりをしている時の自分が一番好きだ。と。

 

やっぱり楽しいし、その時間が好きだし、

この時間なら生きていたいって思えるなと。

 

 

 

Xジェンダーということを公表していないので、

職場ではやはり「男性/女性」の軸が強いことに直面するたびに

息苦しい感覚を抱くことが多いこともあり、

 

「自分が好きだと思える自分でいたい」という思いは

ここのところ、結構強いです。

 

 

 

折角やっと自分を認められたんだから、

自分のことが好きだと胸張って言えるような自分になりたい。

 

だから、自分が好きな自分で在りたい。

 

 

 

とは言っても根は臆病なので、

「思い立ったらすぐ行動」派の僕でも

慎重に考えているところはあります。

 

でも、ずっと思い続けていることは

やっぱりやらないと気が済まないし、

 

別に人生、割とどうにでもなるな。

 

そう思いながら生きていくことにしているので、

決意はこの先もきっと変わらないです。

 

 

 

歪だらけの自分でも好きになれたから、

この先も「こんな自分」で生きていたいと思えるような

生き方をしていきたい。

 

やりたいことは、結構たくさんあるしね。