一生効率厨にはなれなさそう。
仕事でも何でも
「無駄」というものは省かれがちだけど、
僕は無駄なことが結構好きなので
一生効率厨にはなれないなぁと思うこの頃です。
と言っても、そう思えるようになったのも
案外最近の話だったり。
元々脳内だけの完璧主義要素は持っているので、
昼前に起きてしまった時とかは
「時間無駄にした……」と思ったり、
お菓子作るのを失敗した時も
「無駄になったなぁ」と思ったりします。
でも、少しだけ前向きに考えられるようになったせいか、
「まぁいっか」と思えるようにはなりました。
思えば小説だって、
結局言いたいことは1シーンにも収められるのに、
わざわざ要素を引き延ばして
1つの話として書いている。
しかも完結させるまでに相当な時間をかけて。
究極、歌詞だってそんな気もします。
それでも作品としてそうやって作るのは、
無駄が好きじゃないと
できないことな気がしています。
最短距離で詰め込んだ濃密な人生も
きっと悪くないのかもしれないけど、
余計な遠回りをしながらのんびりするのも
同じくらい魅力的なものなのかもしれない。
その気持ちだけは、この先も忘れたくないなぁ。